RG 1/144 ジオング

作例集

総制作時間
計1,429分+乾燥放置

RG 1/144 ジオング制作記

丁寧にかんたんフィニッシュを土台として簡単なモノアイ改造で仕上げてみました。

キットそのものの完成度が高く、シンプルながらも力強い1体ですね。足はないですけど笑

ディティールが細かく、思った以上に作りやすいうえにカッコイイので割と初心者さんにもオススメできます。

制作過程を動画にまとめてみました ↓

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二度切り(177分)

今回制作するのはRG 1/144 ジオングです。

直近でRGガンダム2.0を制作したことから、対となるキットを作りたくなって2年近く積んでいたジオングを引っ張り出しました笑

ランナーは実質13枚分ほど。足がないキットなので台座も同梱されており、これは嬉しい配慮ですね。

キットと共に別売り水転写式デカールも保管していたので制作に死角なしです。
失敗したら自分の腕が悪い証明になります笑

ゲート処理(435分)

ガラスヤスリ、Sachi プラモ VERTヤスリ Type-Sを使用しています。

600番→800番→1000番など番手を変えて処理する通常のゲート処理と違って、これ1本でゲート処理が完結できる、かつサビない摩耗しづらいと3拍子そろった優秀な工具です。

2024年11月現在パパジュニ的買ってよかった工具NO.1です。

ただ、ガラスヤスリは光沢がですぎるので、光沢を落ち着かせるために1000番のスポンジヤスリなどで仕上げてもいいと思います。

ゲート処理が無事完了したら仮組して改修箇所を考察します。

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仮組み(190分)

独特なパーツで作られたキットのため、組み立ては少々時間がかかりました。

よくあることではありますが、パーツ最初に切り離すのでジグソーパズル状態になるんですよね^^;

仮組みが終わったら追加で手を加える箇所を検討します。
今回のテーマは“丁寧にかんたんフィニッシュ+モノアイ改造”なので
・表面処理(ヒケ処理)
・モノアイ改造(メタルパーツ+Hアイズ化)
・スミ入れ
・つや消しトップコート

こういった工程で完成を目指します。

ヒケ処理(65分)

全体像を確認したところ、ヒケが少々あるようなので処理することにしました。

ヒケは1000番の神ヤスで磨くだけですが、これだけでもヒケはそれなりに解消されます。

つや消しでトップコートを吹けばヒケ処理しなくても目立つことはあまりないのですが、ここは自己満足のためのほんの少しのひと手間ですね。

パーツ洗浄(19分)+一晩乾燥

ゲート処理と表面処理が終わったら洗浄→乾燥させてスミ入れです。

超音波洗浄機を使うとほんと綺麗になるので優先度は高くないですが、仕上げにトップコートなどで保護する方は購入を検討してみていいと思います。

削りカスや埃が残っているとトップコートの時に一緒に保護されてしまい、のちに後悔することになるので、洗浄機もってなくても最低限削りカスを払うとか埃を取り除くということはしておきましょう。

モノアイ改造(16分)

モノアイがクリアパーツにデカールだと何か物足りなく感じていたため、メタルパーツ+Hアイズへの改造を実施します。

モノアイの軸を切り飛ばしたら表面を平らにして接着剤でくっつけるだけのお手軽改造です。
※詳細は動画の2:10あたりを参照

使用するパーツの大きさだけは少し悩みましたが、
ハイキューパーツさんのSPプレート、WAVEさんのHアイズ共に3mmが一番しっくりきたため採用しました。

結果、モノアイの可動にも影響なく、存在感のある目になったので大満足です。

スミ入れ(164分)

流し込みスミ入れペンでスミ入れ。

初心者さんがやりやすいであろうという理由から今回はモールドの彫り直しは行いませんでした。

難易度が高いと思われる方は顔回りだけでもスミ入れすると引き締まって満足度が上がると思います。

ハミだしても消しゴムですぐ消せる点が初心者さんにもとても扱いやすい工具です。
騙されたと思って1本保管しておいてもいいかもしれません笑

スミ入れがおわったら次は水転写式デカールの貼付です。

水転写式デカール(324分)

別売りの水転写式デカールを貼っていきます。

水に浸してから貼る、という手間のかかる作業ではありますが、同梱のシールに比べると薄くてキットに密着するのでデカールの段差が少なくより自然な見映えがするのでパパジュニは水転写式デカールのほうが好みです。

モールドをまたぐような大きさのデカールにはマークソフター(デカールの軟化剤)を使用します。
扱いに注意が必要ですが、うまく使うとモールドに沿ってデカールが軟化してくれるのでより見映えが良くなります。

※マークソフターは塗布してふき取りまでに時間を掛けすぎると、デカールがチリヂリになってしまうので注意が必要。
モールドに沿わせたい場合はパパジュニはだいたい塗布して15秒ほどで拭き取るようにしています。ここは経験則です笑

※詳細は動画の4:00あたりを参照

※キット同梱のリアリスティックデカールの一部にメッキシールがあったため、
つや消しトップコート→メッキシール貼付
という手順で貼っています。
メッキシールにつや消しを吹き付けるとメッキが曇るためです。

つやけしトップコート(39分)+乾燥放置

全ての作業が終了し、あとはつや消しでトップコートを吹いて乾燥したらほぼ完成です。

関節部にトップコートが付着するとキットを動かす時にガッチガチに食いつくことがあるので、関節部にはマスキングテープで保護してトップコートを吹いています。

また、モノアイのクリアパーツもつや消しトップコートで曇ってしまうので、こちらはマスキングゾルで保護してトップコートしています。

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完成

あとがき

RGガンダム2.0の横に並べて飾りたい

というのが今回のモチベーションでした。

1つ前にRGガンダム2.0を制作したんですが、キットの出来が良すぎたので対となるジオングを並べたくなったんですよね。
発売当時から良キットという評判は聞いていたんですが、大きさとパーツ数からそっ閉じして2年ほど積みプラしてました笑
水転写式デカールも1年ほど前に購入し保管していたし、モノアイのメタルパーツも在庫があったので良い機会と思って制作してみました。

ウワサに違わぬ良キットでした。

これでもかというディティール首や胸を稼働させると連動して動くギミック展開して躍動感のでるスカートなど、魅力満載の1体ですね。
にも拘わらず実は組立てもそこまで難しくない、台座も付属しているという親切設計。

RGガンダム2.0と並べてとても映えるキットでとても満足しています。

完全初心者さんには少し難易度が高いかもしれませんが、好きな方ならきっと満足できるキットなので是非手に取って作ってみてください^^

ここまで読んでいただいた誠にありがとうございました。

他の記事も読んでいただければこれまた幸いです。
また次の記事でお会いしましょう。

ではまた。

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