クリアパーツのゲート処理にはガラスヤスリが◎

工具紹介

今回はSachiプラモさんのガラスヤスリについて使用感を紹介してみたいと思います。

結論:
1.クリアパーツ・クリアキットのゲート処理に最適解
2.練習が必要だが慣れたらスタンダードなゲート処理の主役になれるポテンシャル有り

説明文やネットの情報には記載があったので気にはなっていたのですが、実際に使ってみて感じた結論が上記2点です。 特にクリアパーツについてはガラスヤスリ一択でいいのでは?と感じました。

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強み

■二度切りから一発で10000番レベルの光沢がでる

通常、ヤスリには“番手”というものがあって、目の粗い番手から徐々に数字を大きくしていってなめらかに仕上げていくことが一般的です。

例)金属ヤスリ→800番のヤスリ→1000番のヤスリ 番手によってヤスリを持ち替えて処理

ところが、このガラスヤスリは二度切りからこの1本で完結してしまいます。
切削力は抜群なのにしかも目視ではおよそ10000番ほどの光沢がでます。

番手によってヤスリを持ち替える必要がない。という点が一番の強みだと感じました。
※光沢が出すぎると感じる人もいると思います。場合によってはゲート処理後に敢えて番手を落として(1000番のスポンジヤスリとか)軽く磨き直すのもアリと感じました。

■クリアパーツのゲート処理には絶大な効果あり

クリアパーツのゲート処理はみんな苦労してるんじゃないでしょうか?
輝きを出すために 400→600→800→1000→2000→4000→6000→8000 →10000と番手を変えてゲート処理・・・

ところが、ガラスヤスリは上記記載したように二度切りから一発で処理できます。
今後は“クリアパーツのゲート処理にはガラスヤスリが最適”というのが定説になる予感がします。

■耐久性が抜群

元がガラスなので
・管理さえちゃんとすれば、半永久的に使える
・目詰まりは水洗いできれいになるし、錆びない

※ゲート処理の詳細解説記事です。参考にどうぞ↓

弱み

■慣れるまでには練習が必要

二度切りから一発でゲート処理を完結させるので、それなりに丁寧な処理と練習が必要だと感じました。
角度や力加減を一定に保つようにしないとムラがでてしまいます。
例えば、免許とりたてのドライバーがレーシングカーを運転するようなもので、性能が抜群にいいんですが、乗りこなせないと事故る。といったイメージですね。(伝わるかなコレ^^;)
モノがいいだけに、使い方もしっかりと習熟したいところですね。

■汎用性が高いわけではない

スティックタイプで9cmあるので、細かい作業には向いてないようです。
紙ヤスリやスポンジヤスリと違って小さくカットして狭い箇所をヤスるなどはできないので、場合に応じて他のヤスリも必要になります。
個人的にはもう少し小さい、手に収まる5~6センチタイプのものもあると嬉しかった印象があります。

まとめ

■ゲート処理において主流に置き換わる可能性あり

慣れと好みにもよると思いますが、なにせ1本でゲート処理が完結できるという点がコストと手間の両面で優れていると感じました。

さらにクリアパーツに特に威力を発揮するということが分かったので、モデラーの方は1本騙されたと思って手に入れておいて損はないと思っています。

ガンダムベース限定や一番くじでクリアキットも増えてきているので今後はさらに活躍の場面が増えそうな気がします。

この記事を書いている段階ではパパジュニもまだ練習が足りないので、今後の模活を通じて使いこなせるようになっていきたいですね。

スポンジヤスリとガラスヤスリのゲート処理比較記事も書いてみました。お時間ありましたらこちらもどうぞ。


またほかの工具についてもレビューを上げれたらと思います。
また、お時間がありましたらその他の記事にも目を通していただけると幸いです。

ではまた。

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