簡単フィニッシュ

簡単フィニッシュ 簡単フィニッシュ

今回は初心者が目指すべき最初の完成形“簡単フィニッシュ”のやり方を紹介します。

※超簡単フィニッシュの内容と一部重複しますが、より細かく紹介していきます。

■使用キット :HGCE 1/144 エールストライクガンダム

■使用ツールの合計金額約¥19,600

※何も持っていない状態からすべて購入した場合の合計金額です。

※購入する店、方法によって金額は変わります。おおよその目安としてご理解ください。

■所要時間761分(ゲート処理はスポンジヤスリver.を使用)
12時間41分(乾燥放置時間含まず)

※HGエールストライクガンダム(約100パーツ)の場合の所要時間です。 キットが違えばパーツ数も異なるためひとつの目安としてご理解ください。

所要時間・ツール金額の内訳については項目:まとめで紹介いたします。

注意

無塗装成型色仕上げの一例です。
手法やツールは人によって異なり、全塗装する方などは手順も変わります。
あくまでも成型色仕上げのひとつの例として参考にしていただければ嬉しいです。

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作業工程

以下が工程表です。

  • 二度切り
  • ゲート処理
  • 表面処理
  • 仮組み
  • 合わせ目処理
  • 合わせ目消し
  • モールド彫り直し
  • スミ入れ
  • 消しゴムかけ
  • コーティング

詳細はこちら↓ 

完成!

簡単フィニッシュ

まとめ

簡単フィニッシュとは、要約すると以下3ステップの工程です。

1.素組キットを制作する。

2.スミ入れする。

3.コーティングする。

スミ入れとコーティングはさほど時間はかかりません。

1のキット制作にどこまでこだわるかでトータルの時間と、完成度が変わります。

以下がかかった時間と使用機材金額の内訳です。

使用機材購入金額(円)
セクションケース100
カッティングマット100
付箋100
小瓶100
塗布用ヘラ100
消しゴム※家にあるものを使用
タオル※家にあるものを使用
タミヤ 先細薄刃ニッパー3000
GodHand アルティメットニッパー5.06000
タミヤ ベーシックヤスリセット (細目ダブルカット)700
GodHand 神ヤス!10mm厚 3種セットB700
神ヤス!2mm厚 #1000700
タミヤセメント 流し込みタイプ400
ファンテック斬技シリーズ スジ彫りカーバイト0.15スターターセット5000
ガンダムマーカー流し込みスミ入れペンセット1700
GSIクレオス ガンダムマーカー流し込みスミ入れペン ブラック300
デザインナイフ600
19,600
おおよその目安としてご理解ください
作業工程時間(分)
二度切り65
ゲート処理(スポンジヤスリver.)+表面処理(ヒケ・ウェルドライン/パーティングライン処理含む)327
仮組み63
合わせ目処理24
~放置3日~
合わせ目消し65
モールド彫り直し120
スミ入れ24
消しゴムかけ55
コーティング18
~放置一晩~
761
12時間41分+乾燥放置時間
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作例

※2024/9/21追記
かんたんフィニッシュの作例としてRG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0を追記しました!

※2024/11/5追記
かんたんフィニッシュの作例としてRG 1/144 ジオング
を追記しました!

あとがき

いかがだったでしょうか。

初心者が目指すべき最初の完成形“簡単フィニッシュ”のやり方について紹介いたしました。

“簡単フィニッシュ”というくらいだから時間も手間もかからず簡単なんだろう。と思っていた時期がパパジュニにもありました。

色々と調べて実践してみると、 カッコよく仕上げるには質の高い素材が必要
→素組みの時点で上質な状態にしておく必要がある
→素組みをカッコよく仕上げるためにはゲート処理が必須
→ゲート処理にはヤスリがけが必要。
 全パーツヤスってたらすごい時間が・・・
 ヤスリがけを楽にするためには二度切りしたほうがいい
→二度切りの時点でゲートを美しく処理するためにはプラモデル専用ニッパーがあったほうが・・・
というように、素組みまでもっていくのにものすごく手間と時間がかかることがわかりました。

簡単フィニッシュって・・・全然簡単じゃないよね。。
と、悟るのにはそんなに時間はかかりませんでした。

ガンプラという単語すら初めて聞いた、というような初心者の方には名付けて“超簡単フィニッシュ”というやり方を紹介した記事もありますので、そちらも参考にしていただけたらと思います。

2022/5/8追記
超簡単フィニッシュと簡単フィニッシュの比較について検証してみました。お時間ありましたらどうぞ↓

パチ組みだけでも十分カッコよく完成するのが最近のガンプラです。

ガンプラに“こうあらねばならない”とか、“こう作るべき”といったものはありません

あるのは、先人たちの知恵と創意工夫です。

パパジュニは今回紹介したやり方を基本としてガンプラを制作しております。

パパジュニが紹介している手法もいくつもある制作方法のひとつということですね。

初心者が実際に制作される場合は今回紹介した内容を全部踏まえるということではなく、時間の余裕・ツールの予算に応じて制作工程をご自身で取捨選択いただいてよいかと思います。

例)ゲート処理は見える部分だけやる、表面処理はやらない など

ただ、ガンプラを何体も制作して思うことは、かけた手間と時間によって完成度と満足感がまるで変わる。ということです。

ガンプラを趣味として継続して制作していくなら先に購入しておいて損はないツール類になっていると思います。

これからガンプラを趣味にされる方の参考になれば幸いです。

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