ガンプラ制作初期からパパジュニがスタンダードに行っているゲート処理に、ガラスヤスリが加わったことで、これまでのゲート処理と比較をしてみることにしました。
今回の比較がガンプラ初心者の方の参考になれれば幸いです。
ガンプラ制作の基本にして奥義
(以下どちらでも可。クリアパーツならガラスヤスリver.がオススメ)
結論:ケースバイケースで使い分けが必要
比較
同じパーツを2種類のゲート処理で比較してみました。
ゲート処理 | ||
神ヤス | ガラスヤスリ | |
時間(2024/5/29更新) | 55秒 | 25秒 |
コストパフォーマンス | △ | 〇 |
耐久 | △ | ◎ |
扱いやすさ 【2024/8/31更新】 | ◎ | △→〇 |
クリアパーツ | △ | ◎ |
手間 | × | 〇 |
狭い箇所 【2024/8/31更新】 | 〇 | ×→〇 |
管理 | 〇 | ◎ |
【比較項目解説】
■時間:どちらも同じパーツのゲート1ヶ所で比較しています。
(2024/5/59更新!)
明らかにガラスヤスリのほうが早いです
神ヤスは、金属ヤスリ→神ヤス800番→神ヤス1000番トータルで計っています。
ガラスヤスリは水研ぎで一発です。
※ある程度慣れたあとの比較です。
■コストパフォーマンス:
神ヤスは消耗品+番手によって数をそろえる必要があるため△。
一方ガラスヤスリは1枚買えばいいだけですが、そもそもの金額が神ヤスより高いため〇としてます。
■耐久:
神ヤスはコストパフォーマンスの項目に引き続き、消耗品で買い替えも必要なため△としました。
一方ガラスヤスリは割れなければ半永久的に使えるため◎となっています。
■扱いやすさ:
神ヤスは厚さ/番手で選択可能。汎用性が高いため◎
ガラスヤスリは9cmのスティックヤスリのためそれなりのゲート処理は対応できますが、細かい作業は難しい+使用に一定の慣れが必要と感じたため相対的に△としました。
(2024/8/31更新!)
Sachiプラモ VERTヤスリ Type-S というさらに小さいガラスヤスリが改良版として発売されています。
旧型に比べ、
・持ちやすい/扱いやすい と改良されていて、扱いやすさが格段にアップしています!
■クリアパーツ:
神ヤスは番手をあげればクリアパーツも対応できますが、手間がかかりすぎるため△
ガラスヤスリは1枚のみで10000番程度の光沢がでて、ヤスリを取り換える必要もないため◎
クリアパーツの処理だけで考えるとガラスヤスリ一択と感じています。
■手間:
クリアパーツほどではないが番手によってヤスリを変える必要があったため神ヤスは△
同じ理由でヤスリを取り換える必要がないためガラスヤスリは相対的に〇
■狭い箇所:
狭い箇所へはデザインナイフでカットして利用できる汎用性が高いため〇
ガラスヤスリは9cmのスティックヤスリのため狭い箇所への対応は不可。相対的に×
(2024/8/31更新!)
Sachiプラモ VERTヤスリ Type-Sという改良版のガラスヤスリは細く、先もとがっているのである程度狭い箇所のゲートもアプローチできるようになりました!
■管理:
神ヤスは目づまりを丁寧に処理してあげればそれなりに長く使えます。〇
ガラスヤスリは地面に落として割るなどがない限り水洗いで半永久的に使えるため◎
まとめ
■ガラスヤスリは優秀だが、慣れが必要。
ゲートの位置によっては対応できないためその他のヤスリと併用して使うのが良い
少ない情報の中からできるだけ比較検討してみました。
使い慣れればガラスヤスリはゲート処理のスタンダードになれるポテンシャルを持っていると思います。
通常ゲート処理に切り替えずとも、クリアパーツへの対応を考えて1本買っておいていいんではないでしょうか。
パパジュニはさっそく通常ゲート処理をガラスヤスリに切り替えて慣れていこうと思っています。
ガラスヤスリの存在を初めて知ったときには、“二度切りからの一発でゲート処理完了できる”という趣旨の売り文句があって、騙されたと思って買ってみたんですが、慣れこそ必要なものの、本当に1発で10000番クラスの光沢がでるので驚きました。
番手を変えて磨く手法しか知らなかったですし、それが当たり前だと思っていたのでヤスリ1本で光沢だせるメカニズムはいまだよくわかってないです。^^;
この比較が誰かの役に立てればうれしいのですが。。
ガラスヤスリ単体の工具紹介記事も書いてみました。お時間ある時ご参照ください。
また別の機会があったら工具の紹介なり比較なりを記事にしていきたいと思います。
ではまた。
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